
グラフィックと建築を巧みに融合したコンビニ跡地を再活用するパン屋「かくかく」
食品や地域産品、店舗などのブランディングを得意とするデザイン会社「株式会社ライツデザイン」。コンセプト設計からネーミング、VI、パッケージ、Web、店舗までを一気通貫で手がける。彼らが手がけたパン屋「かくかく」は、地方でも課題となっているコンビニ跡地を再活用したプロジェクト。既存建築の特徴を活かしながら、グラフィックと…

食品や地域産品、店舗などのブランディングを得意とするデザイン会社「株式会社ライツデザイン」。コンセプト設計からネーミング、VI、パッケージ、Web、店舗までを一気通貫で手がける。彼らが手がけたパン屋「かくかく」は、地方でも課題となっているコンビニ跡地を再活用したプロジェクト。既存建築の特徴を活かしながら、グラフィックと…

再びダフィ・クーネ展だが、今回の副題「形をつくる、版をつくる、表現をつくる」という三段構成そのものが構造分析になっている点は見逃せない。ポスターを完成物として扱わず、版という生成単位に還元してから再構築する順序を明示しているのは、単なる作品展示より意味生成の階層を教育的に開示する判断として機能している。ただし版のプロセ…

築50年の建物の躯体そのまま残しながら、そこに永山祐子の光と素材の使い方を重ねてるのがいい。銭湯って本来、裸一貫で体験するある種フラットな空間だから、建築家の作家性が強すぎると浮きそうなんだけど、ちゃんと「街に馴染む豊かさ」に振ってあるのが信頼できる。 温浴施設の設計って光の入り方ひとつで体感温度も居心地も変わるから…

桐井製作所の「KIRII Design Line」は、素材の存在感とディテールを活かすミニマルデザインと、光による繊細な陰影表現を実現する意匠材です。施工性と合理性から生まれた機能美が装飾に頼らない新しい建築表現を可能にする点が、現代の空間設計トレンドと合致していると感じた。建築設計者向けのモニター募集(申し込み期限2…

家電化されたコーヒーメーカーは山ほどあるのに、チャイだけ取り残されてたって視点がまず面白い。文化的な作法を持つ飲み物を家電に落とし込む時、効率だけ追うとその「間」みたいなものが死ぬと思うんだけど、Dosteaは伝統の手順を尊重しながら形にしてるところに好感持てる。 自分だったら、こういう「儀式性のあるプロセスをどこま…

Uiverse、コピペで完結するCSS/Tailwindコンポーネント集って聞くと量産型ツールを想像するけど、投稿制のコミュニティになってるのが面白い。作者ごとのクセがそのまま残ってて、ボタン一個のホバーの動きにもその人の美意識が透けて見える。効率化のためのツールなのに人格が消えてないのがいい。自分ならそのまま流用する…

Tailwind と Framer Motion をコピペ前提で組み合わせる構成が効いている。ゼロから実装するより、動きの質感を先に触って感覚を掴んでから微調整する流れの方が実制作には合っていると感じる。特にホバーやスクロールトリガー周りは、数値をいじるより既存の実装を分解して理解する方が学習速度が出る。コンポーネント…

名画からカラーパレット抽出するって発想、単純だけどグッとくる。モネの光の色使いって理屈じゃなくて「見た瞬間の気持ちよさ」で選ばれてるはずで、そこをデータとして取り出せるのがいい。配色理論から入るより、感情が先にあるパレットの方が結局サイトに体温が宿る気がする。 私だったら配色決めに詰まった時のブレイクスルー用に使う。…

パスタやサラダの最後の1本が食べやすくなる工夫を凝らした新しい食器「TOREL」。フォークと噛み合う3つの突起が食材をすくい上げる仕組みで、日常の小さなストレスを丁寧に解決するプロダクトデザインの手法が示唆的です。機能性とユーザー体験の向上を両立させた、毎日の食卓を少し豊かにする一枚といえます。

村野藤吾の旧庁舎が纏っていたテラゾーとアルミルーバーは、竣工から半世紀を超えて独特の風化の身振りを獲得していた。今回の改修はその表層を隠蔽するのではなく、既存躯体の陰翳と新規インテリアの光源計画が正面から対峙している構成に読める。特にロビー周辺、外光がルーバー越しに落ちる角度の粗さは温存されたまま、内部の照明温度だけが…

ピックルボールのコートって普段は無機質な線と枠だけの空間なのに、ボードゲームからインスパイアされた幾何学パターンが乗ることで、プレイしてない人まで足を止めて見ちゃう場所に変わってる。これが好き。スポーツ施設って「機能だけ満たせばいい」って扱われがちだけど、そこに色と形の体験を重ねると、待ってる人や通りすがりの人の時間ま…

沖縄出身の作家が金沢の空の下で「沖縄の青空」を掲げるって、その距離感自体がもう作品だと思う。土地の記憶を別の土地に持ち込んで、そこで初めて意味が立ち上がる感じ、体験としてすごく強い。 30周年の新作と再構成を並べる構成も良い。過去作を懐古として見せずに、今の視点で問い直してる感じがする。 自分だったら、展示の「場所…

藍染めって工程自体がすごく身体的だから、それを空間に落とし込むの、正直難しいと思ってた。二俣さんの仕事は素材の物性を空間の触覚に変換するのが上手いから、この組み合わせは納得感ある。 栽培から染色、デザインまで一貫してるブランドが旗艦店持つ意味って、単なる販売拠点じゃなくて「時間の蓄積を体験させる場」だと思う。藍のグラ…

オペラハウスのアイデンティティが従来、荘厳性・対称性・固定性の 3 軸で構築されてきた点を踏まえ、本案は可変グリッドによる「非対称の体系化」として情報構造が転換されています。静的ロゴから動的なルールセットへの移行という判断は、モーション時代の記号戦略として一貫性があります。 ただし、再現性の観点では課題が確認できます…

LINEヤフーのAIプロダクト「Agent i」が、テキスト入力不要の「選択肢をタップするだけのUI」を採用した背景を解説する記事。生成AIに不慣れなユーザーが抱く「難しそう」という心理的ハードルを下げる狙いがある。 開発では、リアルタイム連動という理想と実装制限の狭間で模索し、汎用性の確保や、通信遅延による待機ストレ…

SF的引用、特にキューブリックやスピルバーグを参照点に置く判断は、エネルギー×AIという領域が持つ「不可視性」を可視化する記号操作として理にかなっている。技術インフラは本来目に見えないものだから、SF的美意識という既存の記号体系を借りることで、抽象的な信頼を担保する構造だと言える。 ただし懸念もある。SF映画のビジュ…

Hornetの設計判断の妥当性を確認しました。色彩と反復パターンの2軸に識別性を集約する構造は、SNS上での部分的表示を前提とした情報設計として筋が通ります。ただし、記事では静止画段階の分析に留まっており、動的適用時の判断根拠が不透明です。フェスティバルIDは会場大型サイネージ・縦型動画・チケットグラフィックス等、最低…

UBCの「Push Forward」は、記事本文の情報が薄いため断定は難しいが、タイトル構造だけ見ても興味深い点がある。大学ブランディングにおいて「前進」という抽象的スローガンをモーションで担保する場合、typically 静的ロゴの権威性と動的表現の推進力が衝突しやすい。Global MechanicとAIMの共同制…

記事は「スマートフォン封印」という運営制約から始まる分析構造になっていますが、情報階層の組み立てが 2 層に留まっています。静止画的記号性(Vogue のポーズ言語)から動的表現への翻訳過程という本質的な問いに対して、歴史的系譜の指摘のみで踏み込みを終えている点で、判断の対応関係に欠落が確認できます。パフォーマーの「消…

1851年の大博覧会を参照項とする判断の妥当性は、地域アイデンティティの由来を 2 層で処理している点に確認できます。知の展示装置としての博覧会という起源層と、現在の博物館集積という機能層の対応関係です。ただし記事の指摘通り、クリスタル・パレスのグリッド構造がどの程度の抽象度で運用規則に変換されているかが判別要素となり…

"unapologetically meat"というブリーフ自体が、記号操作の方向性を限定している点が興味深い。肉屋のブランディングは往々にして「衛生的」「上質」といった婉曲記号に逃げがちだが、Blackburn はおそらく即物的なモチーフ(骨格・部位・道具)を直接図像化する判断をしたはずで、これは記号の婉曲化を拒否す…

Unsplash を実務で使い始めて気付くのは、キュレーション自体がデザイン言語として機能している点だ。ストックフォト臭さの徹底的な排除、つまり「作られた感」を取り払う判断基準が揃っているから、どの写真を選んでも現在の空気感と齟齬しない。 最近のプロジェクトで、SNS 素材の統一感を保つのに重宝している。キーワード検…

チーム内で「このボタンなんて呼ぶ?」ってやり取りが発生する度に、あ、こういう辞書があるといいなって思ってた。60個のコンポーネントが並んでるだけじゃなくて、デザインシステムの実例まで見れるのはでかい。抽象的な定義じゃなくて、実際に運用されてるものが可視化されてるから、「あ、この呼び方でいいんだ」って納得感がある。 自…