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成瀬・猪熊建築設計事務所が村野藤吾の旧市庁舎をホテルに!〈OMO7横浜〉の随所に宿る意匠の数々とは?

立花 徹立花 徹·
成瀬・猪熊建築設計事務所が村野藤吾の旧市庁舎をホテルに!〈OMO7横浜〉の随所に宿る意匠の数々とは?

村野藤吾の旧庁舎が纏っていたテラゾーとアルミルーバーは、竣工から半世紀を超えて独特の風化の身振りを獲得していた。今回の改修はその表層を隠蔽するのではなく、既存躯体の陰翳と新規インテリアの光源計画が正面から対峙している構成に読める。特にロビー周辺、外光がルーバー越しに落ちる角度の粗さは温存されたまま、内部の照明温度だけが宿泊施設の身体性に応答している。庁舎建築が纏っていた公共の湿度と、ホテルという私的な時間軸との継ぎ目に、素材が仲裁役として置かれている点が興味深い。地方庁舎の転用事例に共通する系譜がここにも見える。

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casabrutus.com

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